概要と主な働き
ナイアシンは、水溶性のビタミンで糖質、脂質、たんぱく質からエネルギーを産生する酵素を補助する働きをします。
また、神経や脳機能の正常化、性ホルモンの合成などにも関与しております。
期待される効果
・エネルギー代謝の促進
・神経や脳機能の正常化
・性ホルモンの合成
・肌荒れ改善
ナイアシンを多く含む食品
カツオ、サバ、レバー、鶏肉、卵、米ぬか、落花生、緑黄色野菜
注意点
ナイアシンの欠乏症として皮膚炎、下痢、精神神経障害などの症状が出るペラグラという病気があります。
また、一度に大量に摂取すると顔が紅潮しかゆみを感じたり、胃腸障害、消化性潰瘍の悪化などの副作用が確認されております。
推奨摂取量
成人の1日の推奨摂取量は女性12mg、男性15mg
(上限量は成人男女ともに1日300mg)
栄養機能食品としての基準
栄養素等表示基準値:11mg/日
栄養機能表示:「ナイアシンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。」
注意喚起表示:「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日の摂取目安量を守ってください。」