概要と主な働き
ビタミンB6は、食品中ではタンパク質に結合した状態で存在し、体内で代謝され、変換されます。
タンパク質を構成するアミノ酸の合成、分解に不可欠なビタミンで、皮膚、髪、歯などの維持に役立ちます。
また、脂質の代謝を円滑にし、肝臓に脂肪が蓄積されるのを抑制します。
不足すると、貧血や湿疹、皮膚炎などの症状が現れます。
期待される効果
・アミノ酸、脂質の代謝
ビタミンB6を含む食品
かつお、まぐろ、鮭、さんま、豚レバー、牛レバー、バナナ、さつま芋
注意点
とりすぎると、抹消感覚性神経炎、知覚神経障害、シュウ酸腎臓結石の症状が現れます。
推奨摂取量
成人の1日推奨量は女性1.2、男性1.4mg、上限は60mg
栄養機能食品としての基準
栄養素等表示基準値:1.0mg
栄養機能表示:「ビタミンB6はたんぱく質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。」
注意喚起表示:「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日の摂取目安量を守ってください。」